ようやく・・・、というかこんなにも早く第一の夢が現れる
なんて途方もない喜びだ。ついにこの日がやってきたんだ。
今朝、就職が決まりました・・。金曜日に面接をした時点で、
その好感触に舞い上がってしまい、あさはかにも月曜日に
連絡がもらえるだろうと思ってしまったため、今朝までの
2日半は思わぬ地獄を見ることになった。

だけどそのおかげで、大切な何かに気づくことができた気もする。
自分の原点、、翻訳の勉強を続けるということ。あまりに
理想の仕事が来て、それもProperということにすっかり有頂天に
なってしまい、あやうく自分を見失うところだったかも・・と。
その大切なことを、昨日の夕方会社から何も連絡がなかった
ことではっきり思い知らされた気がした。それで、私は
天使へのお願いをこう変えた。定職を得たことに甘んじず
これからも変わらず翻訳の勉強を頑張ります。ですから、
どうか今私の周りにある障害を全て取り除き、私がこの仕事を
出来るようにして下さい・・・。

受かった後なら何とでも言える。でもこの願いが通じて
今朝の採用に繋がったんだと私は信じている。というか、
私の心は知っている・・・。楽なほうに逃げずにこれからも
勉強を続けていこうと思う。それが天使と約束をした私の
義務だもんね。

決まった仕事というのは、小さな老舗のおもちや屋さんで
翻訳と貿易の仕事だ。おもちゃの情報がいっぱい詰まった
自社のホ−ムペ−ジを海外のお客さん向けに英語に翻訳して
いくお仕事。

でもこれはきびしい面接を乗り切った上で勝ち取った仕事
だともいえるかもしれない。なにせ面接が始まっていきなり
昭和初期に流行った"やっこだこ"を説明した日本文の英日
翻訳をやってみてと言われた。資格がどうのこうのと言っても
カプさんの英語力がどんなものかはわからないので・・。
と言われ、そら来たっっっ!!と思った。スピ−キングの
テストだとばっかり思っていた私は、得意?!の翻訳だった
ので、思いっきり頑張った。

直訳でいいといわれたけど、絵がまさに昭和初期を思わせる
和紙の凧だったので、私は思わず心に浮かんだイメ−ジを
英語にしたら、意訳になってしまった。スピ−ドも後ろで
計られていたような気がするので、イメ−ジを描きながら
でも脳もフル回転して必死に訳した。で、今度はその訳を
声に出して読んでみてと言われた。社長は若くて留学経験も
ある人だから勿論ペラペラ。だいたいの発音とイントネ−ションで
どれだけしゃべれるかが判るのだろう。

読んだあと、すごい・・。いい感じに意訳になっていますねぇぇ。
と言ってくれたので私も少しほっとした。どうやら社長と
英語のフィ−リングが合ったのかもしれない・・。あと一つ
海外からきたビジネスメ−ルの内容を英語の全く判らない
従業員に指示するデモンストレ−ションの試験があった。
それもとりあえず問題なく終る。

ほっっっ。電話の応対のテストがあるかとヒヤヒヤしていた
私は(最高に不安だったのは耳だった)、そうですね。
全然問題ありませんね・・。という最高の褒め言葉?!に
すっかり有頂天になったというわけだ。でも今回のことは
本当に貴重な経験になった。天使との約束の日。自分への
戒め?!の日。最高の記念日です。


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